よのなかは。

映画・本の感想。観て/読んで心打たれた作品を紹介しています。

『ホームズ最後の対決』感想

ホームズ最後の対決 (1980年) (講談社文庫)

ホームズのパスティーシュ

著者ホール。

タイトルにある「最後の対決」の相手は、もちろんモリアーティ教授です。

 

買っちゃいました。35年前の中古品なのに、綺麗な状態。大事にされてたのかな。私も大事にします。

 

さて、読み始める前に。

カバー裏表紙に恐ろしいネタバレが仕掛けてあるときいていたので、何よりも先にカバーを取り外しました。よし。

 

そして読んだ訳ですが・・・、

(以下、閲覧注意!!!裏表紙ほどではありませんが、ネタバレがあります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

序盤は「ワトスンが記したホームズの未発表の事件記録が見つかる」という、パスティーシュらしい王道の始まり方で幕を開けます。

ホームズは少ししか出てきません。

ワトスンが出ずっぱりです。ウィギンズ青年(!)と共に大活躍します。聖典と同じくワトスン視点で話が進んでいきます。ハドスン夫人と、ビリー、そしてマイクロフトも登場します。モリアーティも出場します。豪華ですね!

 

さて、事件の方はどいうかというと、ミステリーというよりSFでした。

プレステージ』という映画を思い出しました。アレを観た時に近い感覚を味わいました。

 

スリードしてくるので、「ホームズは多重人格」っていう設定なのかな、って予想しながら読み始めたんです。あーイギリスだしなージキルとハイドの国だもんねーアリかもねーいや、ないだろ!と思いつつ読んでいったんです。

でも違うんです。私の予想なんてぬるかったです。なんかもう、ジャンルが違ってました。ミステリーじゃありません。SFです。そう考えると、しっくりくるんです。視野が狭くてすみませんでした!

 

 

結末は読んで確かめてください。